お知らせ

2025/06/24 00:00

 ひとくちで感じる、雄武町の海の恵み ―「おうむのほたてせんべい」

たべたらほたて ずーっとおうむ

片桐水産が初めて商品開発にチャレンジした「おうむのほたてせんべい」。雄武町の豊かな海の恵みをぎゅっと閉じ込めています。このせんべいは、町の高校生たちと片桐水産が地域の未来への願いを込めて、一緒に生み出した商品です。


 雄武の大人と地元高校生の想いが詰まったせんべい
 
「地元の水産加工業者の冬の仕事として、町の魅力を伝えられる物づくりができないか。地元高校生に、そのアイデアを出してもらえないか?」片桐水産の声かけに、雄武町と雄武高校の生徒が応えて、雄武町の特産品開発プロジェクトがスタートしました。
雄武町にはどんなものがあるのか、素材と町の魅力を探すため、いくつもの生産者を回って商品開発に取り組みます。試行錯誤を繰り返し、「ホタテ」を原料にしたせんべいが生まれました。「おうむのほたてせんべい」には、地元高校生、雄武町、片桐水産、雄武に暮らす何人もの人の想いが詰まっています。
 

  

「ホタテ」の魅力を活かした、やさしくて深い味わいのせんべい

 

雄武町の海で育まれ、片桐水産の目利きと技術によって加工されたホタテは、クセがなく旨みたっぷり。ホタテそのままの味わいを大切に、1枚1枚丁寧に、手焼きで仕上げています。心をこめて、塩加減や添加物にもこだわって、体にもやさしいおやつになりました。

 

 

「やってみないとわからない」―片桐水産の挑戦

 

オホーツク海では、流氷が去るまでは水産加工の仕事ができません。環境の変化から夏場の水揚げ量や魚の種類も変わりました。冬は働かなくてもいい水産業の時代は終わりつつあります。そんな厳しい現実のなかで、片桐水産は冬場の新しい仕事を探していました。同業者からは「できない」「やれない」と言われることも多い中、「だったら自分たちが先にやってみよう」と一歩踏み出したのが、今回の挑戦です。子どもたちの地域への想いと自由な発想で生まれた「おうむのほたてせんべい」を、子どもたちと共に多くの人へ届けたい、そう考えています。

 

  

  

「雄武町の未来をもっと明るく」という願いを込めて

 

「おうむのほたてせんべい」は、単なるお菓子ではなく、地域の未来を考えた高校生たちと地域企業である片桐水産が手を携えて生み出した、雄武町の誇りが詰まった商品です。ぜひ、この味を通じて雄武町の温かさと魅力を感じてください。